返信待ち

メールを送ってみたものの、一向に返信が来ない。
返信待ちの時間って本当に地獄ですね。
送ったタイミングが悪いのか、メールの内容が悪いのか、とネガティブな思考が堂々巡りで。
忘れた頃に凹女さんから返信が来ました。
「メールありがとうございます。」的な内容だったと思います。
一言でしたがネット婚活に慣れていない自分は、返信が来たという事だけで舞い上がりました。
この先の苦労も想像出来ずに(苦笑)

初メール

好きな人にフラれてしまって、傷心のまま深く考えずに婚活サイトに登録した俺。


「先の事を考えたらとりあえず同じ県内の人がいいよな。まぁ、そんな簡単に上手くいくとは思ってないけどさ。」と考えて婚活サイトの同じ県内の女性を検索してみた。


すると一番最初に「私は発達障害です。それでもいい人お願いします」という凹女さんの検索結果が出てきた。
プロフィールを見ると凹女さんは、映画や読書などが好きらしい。
趣味的には自分と合っている。
俺は凹女さんが気になった。


ただ、自分はこの時、発達障害に対して無知だった。
発達障害って何だろう?合わなければ連絡止めればいいだけだから取り敢えずアプローチしてみるか。話しかけない事には何も始まらないからな」と思い、凹女さんにメールを送る事にした。


「初めまして。
同じ県内で自分も映画や読書が好きなので凹女さんが気になってメールしてみました。
映画はバイオハザードスターウォーズマトリックス等のアクションやSF系、本は伊坂幸太郎さんが特に好きです。凹女さんはどんな映画や本がお好きですか?
もし良ければ俺とメールしてみませんか?
色々楽しく話せるといいですね。
宜しくお願い致します。」
と書いて凹女さんにメールを送ってみた。
婚活サイトでは女性には沢山の男性から次々にメールが届くんだろうなぁ、俺みたいなコミュ障には返事がもらえないだろうなぁ、とこのあと数時間落ち込みながら凹女さんの返事を待つ事になりました…。

プロローグ

「うわーっ、やっぱりフラちゃったー!!」
メールを見るなり、俺は叫んでしまった。
メールには「最近は自分の事が忙しくて暫く連絡出来ません。貴方には私よりももっと相応しい人が居ると思います。今までありがとうございました。お幸せに」という内容の事が書かれていた。
当時、俺には仲良くしてくれた女性がいた。
美人で性格もよく、俺みたいなオッサンと遊んでくれるのが不思議なぐらい、いい女性だった。
最近はメールしても返信がなく距離を取られるな、と薄々は感じていたが、分かっていたとはいえ直接言われるとショックは大きかった。
メールに返信をしてみたが当然返信はなく、数日間落ち込んでいたが、このままではいけないと思い、新たな出会いを探す事にした。
次こそは上手く付き合いたいという思いと、自分はどういう出会いが成功する確率が高いのか?と思い、自己分析から始める事にした。
常々気になっていたのだが、人と会話が弾まないから俺は自分はコミュ障なのではないか?という思いが常々あり、Googleでコミュ障判断出来るサイトを探してみた。
「貴方は重度のコミュ障です。改善は難しいので開き直って寡黙キャラで生きていくべき」的な結果が。
「やっぱり俺は人として終わってるのか。コミュ障でも出会える可能性は何だろう?」と考えた時にネット婚活が頭に浮かんだ。
またGoogleで検索して出てきた婚活サイトに登録してみた。
そして女性を検索すると「私は発達障害です。それでもいい人お願いします」という結果が出てきた。
発達障害って何だろう?合わなければ連絡止めればいいだけだから取り敢えずアプローチしてみるか」と思って、その女性にメールを送ってみた。
この時点では、本当に軽い考えだったのに…。

始めに

このブログはコミュ障の凸男(自分)と、発達障害の彼女の凹女との日々の出来事を綴っていこうと思っています。
発達障害の症状は人それぞれなので、共感出来る所も出来ない所もあるとは思いますが、自分の記事を見て、「分かるー」とか「そうだよね」などの共感、及び「発達障害の人と付き合おうか迷っていたが、こんなに大変ならやっぱり止めておこう」といった一人でも多くの人の参考になれば、と思っています。
宜しくお願い致します。